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奥利根・楢俣川洗ノ沢#1 昔の山仲間と「癒し沢」へ [奥利根・楢俣川洗ノ沢 2017年8月]

 「沢でも行けへん?」大学時代の山の仲間に声をかけると、2人が手を上げてくれました。「ハードな山はでけへんで」との意見で一致。目指すは奥利根の楢俣川洗ノ沢という「癒し沢」となりました。

 奥利根といえば群馬県。関西からは全く馴染みのないところです。朝早く現地に入るため、夜行バスで19時半に難波のO-CATを出発。前橋駅には5時半に到着しました。乗降時間はなんと10時間近く。我ながらよく頑張るなあと思います。やっぱり高速バスに乗るなら3列シートを確保したいです(@_@)。

 友人との久しぶりの再会に「変わらんなあ」とお互い声をかけます。十数年会っていないので「仕事は?」「忙しい?」「家族は?」と一通りのご挨拶。最初は、時間を埋めるがごとくの会話ですが、徐々にバカ話に花が咲きました。

 奈良俣ダム方面へ。ゲートのところから歩き出します。ヘアピンカーブをすぎて適当なところから入渓します。しばらく平凡な河原歩きですが釜を持った小滝が出迎えてくれました。

釜を持った小滝が現れた

 さあ、ここから小滝とナメが次から次に出てきます。

2段8mは右から容易

 もう沢全体がナメ滝で構成されているようです。晴れ間も出てきました。フリクションがよく効いて、アクアステルスのソールが吸い付くようです。出てくる滝は全て直登が可能なのですから、もう笑いが止まりません(^ ^)

滑が続く

 ここまでとは思いませんでした!上越の沢は樹々がとても綺麗ですね。山全体が明るいです!みんなもう思い思いのルートでナメ滝をひたひた歩き、滝はグイグイと登っていきます。

滑がまだまだ続く。癒し沢

 魚影は見かけるのですが、釣りの方はさっぱりです。テン場に適当なところは見当たりません。探しながら行こうとどんどん登って行くと、6m滝に出合います。

8m滝、水が多い

 左の凹角が階段状で登れそうですが、水量が多いような気がして、右から巻きました。その後8m滝を超えるとすぐに左岸にテン場が見つかりました。インターネットで見つけた資料にある1450mのテン場です。

P8131397.jpg

 薪が湿っていてなかなか火がつきませんでしたが、文明の利器も用いながら、焚き火を灯します。仕事のこと、家族のこと、昔話のことなどを酒が尽きるまで(すぐに尽きてしまった)話しました。シュラフに入ってすぐに雨がパラパラしましたが、すぐに止みました。(このまま天気よ持ってくれ)と思っているうちにすぐに眠りにつきました。

◆奥利根・楢俣川洗ノ沢 2017/8/13-14
1,駐車場ゲート(7:30/13:00)1450mテン場
2.TS(6:00/9:00)岩稜帯(9:00/9:35)笠ヶ岳(10:00/16:00)駐車場




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「山から学ぶこと」京都府立大山岳部70周年シンポに参加して [大学山岳部のブログから]

 京都府立大学が今年創部70周年を迎えたのを記念して、6月10日にシンポジウムが学内で開かれました。シンポジウムの内容は「山から学ぶこと」です。行ってみると京府大ゆかりの講演者がずらりと並びました。

 まずは山岳会会長の挨拶。昔話のあとは、10年前の鳴沢岳の遭難で随分現役の部活動が変わったとのこと。とにかく安全が第一だと強調されていました。

 基調講演は京大出身で府大山岳部の顧問を務める牛田一成教授です。ヒトの腸内細胞がどのように進化したのかを調べているとのこと。難しい話のはずですが、京大・今西錦司氏から始まるフィールドワークの系譜を組んでいるのが感じられ興味深かったです。また技術の発達によってDNAの保存が容易となって飛躍的に研究が進んだということです。今はニホンライチョウの域外保全について研究しているとのこと。

 次は東ネパールの未踏峰ナンガマリⅡ峰登頂の竹中雅幸さん。重広恒夫さんが隊長。奈良県のある村で仕事をしているそうで、村の旗を苦労して写真に撮ったとのこと。竹中さんは出発までの難しさから、マネジメントの大事さを学んだということです。山岳部でも伝統と継続をどのようにするか、マネジメントは大事なのでは?と。

 楽しみにしていた高田直樹さん。「登山と神話」について「岩と雪」に1974年に六回連載(「岩と雪ベスト・セレクション」に一編収録)。ホイジンガー、ホモルーデンスは「遊び」を学問した。カイヨワは一番楽しい遊びは「眩暈」だと唱えた。めくるめく眩暈として山登りがあるのでは?(面白い話だなあ)
 東大谷G1積雪期初登をした。「岩と雪」四号。屏風岩1ルンゼ冬季初冬。落石の間隔が三分から五分であることがわかり、それで初登できた。八つ峰六峰Bフェース府大ルート。
 京都登攀倶楽部で雇われ隊長となる。それはラトック2峰だった。1979年ラトック1峰は英国のクリス・ボニントンがキャンセルして許可がおりた。岩登り技術応用編の映画、中日映画社で一緒に出演して顔なじみだった重広恒夫さんを口説いて隊員に引き込んだこと。(モニターに示されたラトック1峰のラインはめちゃくちゃ攻撃的でした)
 山をどう登るのか。どう生きるのか。イズムは消えた。自由・平等・博愛は看板だとわかった。遊びは百人百葉でいいのではないか。(話の拡がり具合や、どこまで本当なのかわからない話(すみません)に「なんで山登るねん」同様、引き込まれました(^ ^))
 
 その後もOBさんたちのアコンガグア登頂や、スポーツクライミングの全日本チーム公式トレーナーの話、県職員として南アルプスのシカ食害から高山植物を守る活動など、話は幅広く「山から学んだこと」が話されていきました。

 現場に行かないとわからないことがあること。主体的に取り組んでこそ面白いこと。たった一度の人生をどう生きるのかに関わること。諦めないこと。仲間を大事にすること。謙虚さを学んだこと。山が登れることはメリットであること。筑波大学にできた山岳修士を学ぶのもいいのではないかということ。

 京都府大のみんなは「自由」ですね。OBとなった今も何か山と関わりをもっているのがうらやましいと思いました。とても刺激になりました。

 植物保全をしている方が、山に登れることはすごいことだと言っていました。山というフィールドを舞台に手伝えることがあれば自分もやってみたいと思いました。


『岩と雪』 Best Selection

『岩と雪』 Best Selection

  • 作者: 池田 常道
  • 出版社/メーカー: 山と渓谷社
  • 発売日: 2017/01/20
  • メディア: 単行本



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六甲縦走の東半分…新神戸から宝塚 [関西の沢と岩と雪]

 去年5月に、塩屋から新神戸まで六甲の西半分を歩いたことがありました。それ以来なんとなく「やり残した感」があった残り東半分を、急に行くことにしました。
 冷静に考えるとこんなに暑い時期に行く必要はないのですが、「思いたったが吉日」ということで(^ ^)

布引の滝

 始発の電車で三宮へ。地下鉄が一時的に不通になっていたのでバスで新神戸へ。7時15分頃、駅の下をくぐり抜けて出発です。渓流沿いの道を行きますが、早くも汗がしたたり落ちます。
 早朝登山帰りの市民の方々とすれ違います。

 布引の滝、布引貯水池、市ケ原を通過して急登ゾーンの天狗道に入ります。この天狗道はしんどかった。
 救いはガスっていて日が差さず、全体的に気温が低かったことです。本当に助かりました。蝉時雨もなく、妙に静かな急登を黙々と歩いて行きます。時々、右側から海の音が聞こえます。

摩耶山はガスっていた

 9時半に掬星台につきました。ガスに包まれ展望はききません。トレランの方々が休んでいます。摩耶のケーブルは動いているようですが、姿は見えませんでした。ここで持ってきていたお弁当を早くも食べることにしました。栄養と水分は早めに取ることにしています。

紫陽花が綺麗でした

 ここからはさほどのアップダウンがなく、スタスタと歩くことができました。基本的には標識があるのですが、アスファルトの道と山道を交差しては乗り換えるので、注意が必要です。六甲ケーブルをすぎると途中エスケープはありません。
 六甲の山上は、シャッターを閉めているみ店もありますが、おなじみの「ジンギスカン」「六甲山ホテル」などが健在です。新しい店主によるカフェなんかも点在していてなかなか楽しいところです。この辺りは一度ドライブでゆっくり訪れてもいいかもしれません。
 六甲ロープウェイは表六甲は休止していますが、有馬温泉駅と六甲山頂駅の間で運行しているのですね。知りませんでした。山頂駅には外国人の方もいました、

やっと六甲最高峰だ

 12時半にやっとこさで六甲山の最高峰に到着です。記念写真を撮ったらすぐに下ります。一軒茶屋はトレランや自転車の人で賑わっています。ここでスポーツドリンクを購入。うまかった〜。ここから宝塚まで13.5kmとのこと。大丈夫かな?
 途中、小雨がぱらついたりして不安になります。ここまで来たのだから、完登しかないと腹をくくります。見慣れた(赤子谷の時)鉄塔が見えると急な下りとなり塩尾寺に到着です。住宅街を30分歩いてようやく宝塚に到着〜!

阪急宝塚駅に到着〜!

 喉はカラカラで、カルピスウォーターを一気に飲んでしまいました!山そのものもそうですが、やり遂げることに意義があるんでしょうね。やってよかったです。
 それにしても一日で須磨から宝塚まで歩く六甲全縦は、今の調子では到底無理ですね。皆さん、よくやるなあと感心します。今回のように2回に分けるか、テント泊がちょうど良いような気がします。
 それにしても晴れなくてよかったです(^ ^)

◆六甲縦走の東半分 新神戸から宝塚 2017/7/30
新神戸(7:15/9:35)摩耶山(10:00/12:30)六甲最高峰(12:35/15:50)宝塚

スマホの記録

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大学山岳部のブログから 積雪期(2016冬〜2017春) [大学山岳部のブログから]

 勝手に大学山岳部を個人的に応援する「大学山岳部のブログから」です。すっかり夏だというのに積雪期のまとめです。

法政大学
冬山に選んだのは越後駒ヶ岳。年末だったので、雪が少なく工程も短く終了したそうです。インスタントカメラの写真がいい味出していました。
春山合宿は南アルプス・地蔵尾根〜甲斐駒ケ岳〜戸台を3/1-3/10にかけて。鋸岳は天候が悪く行けなかったようですが戸台まで足を伸ばしたのは偉いなあと思います。

京都大学
奥美濃の経ケ岳や三周ヶ岳、大長山などに挑戦。渋すぎます。日程が長く取れなかったからかもしれませんが、特徴のある嗜好性の強い登山は「伝統」を感じさせます。

龍谷大学は末端から槍ヶ岳・中崎尾根。学生の時に私も末端から行きました(^ ^)。
ベースからビバーグ用具を持ってアタック。時間切れと天候悪化で冬季小屋で過ごしています。寒かったでしょうね。悪天の間のわずかな時間をついてアタックに成功していました。

明治大学
どうやら爺ヶ岳南稜(12/23-12/30)に行ったようです。春山は多分、常念岳(3/9-16)と思います。いずれも比較的少ない日程で行くコースですが、いろんな練習も含めながら、長期の日程を組んでいるのは明治ならではですね。

神奈川大学がロシア・エルブールスの登山。渋いです。登頂成功です。学生山岳部がロシアの山を登るのはあんまり記憶にありません。手続きなども含めてもう少し詳しく知りたいです。

日本大学
剱岳早月尾根(12/24-1/1)実働4日、停滞5日と「冬の劔岳」らしい行程でした。困難を克服して成長する様が見て取れて、とても好感が持てました。他大学山岳部OBとの出会いも楽しさが伝わってくるようです。

戸台〜仙丈〜三峰〜赤石〜光〜大無間〜田代(3/2-3/21)移動一日、実働16日、停滞3日
4人パーティーです。特に危なかっしいところもなく、安定したペースで最後の目的地、田代まで完登しています。1年生2人がよくついていったと思います。

五月連休の奥穂高岳南稜の目的に「遠征に向けた登攀技術・ロープワークの向上」と書いています。近々海外登山の計画があるのですかね。

▼同志社大学は僧ヶ岳へ冬と春に行きました。一文が印象的でした。
僧ヶ岳は渋い山ではあるが、剱岳へと向かう稜線のスタートという特徴を持った山である。それゆえ南を向けば山々の白一色、北を向けば海の青一色の景色を見ることが出来る山だ。今回の合宿では、駒ヶ岳まで足を延ばすことが出来たので、この長大な稜線のスタートを切った気分でいる。

黒部横断の記録もありました。五竜からS字峡、ガンドウ尾根をへて劔、馬場島に下山です。五月連休の記録ですが、さらっと書いているのがすごいと思います。

同志社は極西ネパールのラマ峰に挑戦するそうです。あまりにも人が入らない地域で、山の写真もほとんどないため、ネパール政府に山の存在から証明しなければならなかったそうです。5月の偵察山行を経て、8月中旬に出発するとのこと。現地の政府も把握していない山なんてあるんだ!まだまだ地球上にはわからないことがあるんですね。ワクワクします。

▼最後に青山学院大学 テムレスの防寒手袋 以前から気になっていあのですが、青学さんも使ってみた感想として評価しています。1200円ですもんね。

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大峰・弥山と八経ヶ岳 オオヤマレンゲが可憐でした [関西の沢と岩と雪]

 オオヤマレンゲはよく話に聞いていましたが、見たことがありません。そこで思い切って大峰の弥山、八経ヶ岳に行くことにしました。行者還トンネル西口が登山口です。駐車料金は1,000円、トイレの使用料も100円と、なんだかピリピリした雰囲気です(^ ^)

弥山への途中で大普賢が見えた

 順調に高度を稼ぎます。実は結構しんどかったです。体力不足ですね。最後は木道となり急登を登り切ると、弥山小屋です。思ったより立派な建物ですね。

弥山小屋

 八経ヶ岳はなかなか堂々したいい山です。高校と大学の時に登りました。ですから30年ぶりくらいでしょうか。

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 弥山から八経ヶ岳へ足を進めると、鞍部からしばらくしてオオヤマレンゲの自生地です、シカの食害があるそうで金網のドアを開けて入ります。

オオヤマレンゲ

 初めて見ましたが、なるほど山で見る花としては大ぶりで、しかも可憐ですね。人気があるのもわかります。

オオヤマレンゲ

 雲が湧いてきたので、八経ヶ岳山頂ではあまり展望がきかず、記念写真をとってすぐに引き返しました。
 下山後のみたらい渓谷はBBQなど行楽客で大にぎわい。道路は一車線なので、すれ違いに苦労して、なんどもバックなど強いられました。死にそうになりました(@_@)。この時期のこの道路は考えものですね。

◆大峰・弥山と八経ヶ岳 2017/7/14
行者還トンネル西口(6:20/9:00)弥山(9:10/9:35)八経ヶ岳(9:40/12:20)行者還トンネル西口

◆スマホ(YAMAP)の記録はこちら





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生駒の「あじさい園」見頃でした [大阪発家族でアウトドア]

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 福岡や大分の豪雨による災害は、まだ全容が掴みきれていないようです。死者の数が増え続けていまる一方で、連絡が取れない行方不明者も依然としていらっしゃるようです。

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 大峰のオオヤマレンゲを見に行きたいと思いつつ、なんとなくダラダラしてしまい、生駒のあじさい園に行くことにしました。

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 とてもきれいでした。雨はあじさいを眺めるくらいがちょうどいいです。ちょっと疲れているのかな、という気がしています。





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久しぶりに神戸へ [日常]

神戸・南京町

 久しぶりに神戸へ。大阪や京都に比べると、アジアからの観光客が少ないような気がしました。暑かったのですが、海からの風が時折吹いて、心地よかったです(^ ^)
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1981年チベット・シシャパンマ女子隊の秘話 [クライミングを復活させたい]

 北村節子さんといえば田部井淳子さん率いる1975年の「エベレスト日本女子登山隊」に参加した最年少メンバーであり読売新聞社の記者です。

 彼女は80年秋にチベット西部のシシャパンマ(8,012m)の偵察行にも田部井さんに誘われた形で参加しました。その際に田部井さんは「雪男」と遭遇し、田部井さんと北村さんは「足跡」も見つけたというエピソードを持ちます。(「雪男は向こうからやって来た」より 著:角幡唯介)

 その北村さんが81年のシシャパンマ本隊に参加した時のことを「チベット幻の山へ 8012メートル峰、頂上の旗」という小文にまとめていました。

 この時は北村さんは副隊長になっています。ご本人も言っていますが、よほど田部井さんと「ウマがあった」のでしょう。

 田部井さんと協力員リーダーは最終キャンプから頂上アタックします。そして4月30日に登頂に成功しました。秘話はそこから始まります。

(ここから引用)
 帰国後、頂上写真を現像して、あっと絶句。登頂証拠として貴重なその1枚。田部井さんが掲げる日の丸と五星紅旗。なんと、中国旗が上下逆なのだ!
(ここまで引用)

 旗を結んだのは協力員リーダーでした。もちろん当時はデジカメはありません。旗の上下逆さまの重大さは、わかる人にはわかるでしょう(^ ^)

(ここから引用)
(中略)いきさつを知ったカメラマンのO氏が「任せろ」と極秘任務を買って出てくれたのである。手練れの腕で、修正は見事に仕上がった。

 登山界では頂上写真に手を加えるなど大反則。が、ことは国家の名誉、それにレンちゃん(注:協力員リーダー)の処遇にもかかわりかねぬ。登頂を捏造しているわけではないのだから、と、ここに田部井・北村とO氏の「秘密」が成立。提稿、報道発表がクリアできた。
(引用ここまで)

 旗を結んだ協力員リーダーとはその後思わぬところで再会したというエピソードも盛り込まれています。

 もう時効ですよね。当時の社会情勢も伺えてとても楽しいエピソードでした。そして田部井さんが亡くなった今となっては、ちょっと哀しい気持ちになりました。「秘密話」に田部井さんの少女みたいな笑顔が眼に浮かぶようでした。


雪男は向こうからやって来た

雪男は向こうからやって来た

  • 作者: 角幡 唯介
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2011/08/26
  • メディア: 単行本



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比良・鵜川左俣 明るい小滝登り、下りはびわ湖の絶景 [関西の沢と岩と雪]

 日帰りで沢登りを計画しました。すっかり登攀系には怖気付いているので、のんびり沢でヒルがいない沢をセレクトしました。表比良の鵜川左俣です。

堰堤上から入渓

 動物除けのフェンスを通過し、高圧電線の下の空き地に駐車。一旦林道を戻ると堰堤が見えます。堰堤を右岸に渡って入渓です。

順調に登る

 しばらくすると二俣に。やや薄暗い感じの左俣に入ります。ちょっと藪っぽく蜘蛛の巣を払いながら進みます。でももっとひどい蜘蛛の巣沢登りをしたことがあるので、平気です。

登れる滝がたくさん出てくる

 たまにナメ床も出てくるし、ほとんどの滝は直登できます。いまだに使っているガリビエールのヘルメット。そろそろ新しいのに買い換えなければ(^ ^)

鵜川 左俣 比良 沢登り

 実は表比良の沢は初めて登ります。裏比良に比べると花崗岩が明るい沢ですね。今年残雪期に釈迦岳を登った時に楊梅の滝を見た時に、表比良の明るさを知りました。

10M滝は登れず

 10M滝は、ナッツなどを持ち合わせていないため右岸から巻きます。その上の6Mも同時に巻くと、沢は平凡となりました。

鵜川左俣の源流部

 源流部は植林と広葉樹が混じるちょっと不思議な林相でした。滝山まで行きましたが、展望に恵まれず早々に引き上げます。途中から境界尾根に入り、森林組合の札に導かれながら尾根筋をどんどん下ります。目の前には琵琶湖が広がります。

琵琶湖が綺麗だ

 琵琶湖の向こうには伊吹山、霊仙山などが見えました。琵琶湖っていつまでも眺めていられるような気がします。滋賀県いいなあ。
 最後は鵜川の二俣のところに出てきました。そこから右岸の道を拾っていくとパイプ管の道に合流し、最初の堰堤に導かれました。

■比良・鵜川左俣 2017/6/3
鵜川左岸林道広場(8:00/11:30)滝山(11:50/13:10)広場

スマホ(YAMAP)の記録はこちら





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焼岳(2) 残雪豊富だった新中の湯コース [北ア・焼岳 2017年5月]

 上高地から焼岳におよそ4時間かけて登って来たのですが、焼岳の展望は素晴らしかったです。まずは槍穂の稜線です。

槍ヶ岳から穂高までの稜線が見えた

 一番左にいつもより斜めに傾いているのが槍ヶ岳ですね。

槍ヶ岳が見えた

 奥穂高から西穂高の稜線はいまだ行けていません。実は大キレットも…。「残り時間」を考えると早めに行きたいです。
 例年、5月の連休が過ぎると沢登りに勤しんでいたのですが、この時期のアルプスって良いですね。残雪もまだかろうじて楽しめますし。

残雪の奥穂高岳

 南には焼岳南峰と、その向こうに乗鞍岳。焼岳の火口湖「正賀池」です。

焼岳南峰と乗鞍岳

火口湖の正賀池

 西には笠ヶ岳が一瞬だけ見えました。下の写真は頂上直下で撮影したものです。

笠ヶ岳が一瞬見えた

 さてラーメンでも食べようとお湯を沸かしたのですが、箸やフォークを忘れたのに気づきました。あちゃー。いつもはそこらにある枝で代用するのですが、辺りを見渡しても枝はありません。あっさりと諦めます(T . T)コーヒーだけ飲み、ビスケット類を口に入れました。

新中の湯コースへ 下堀沢を降る

 さあ、下山に取り掛かります。下堀沢は残雪がたっぷりあって、どんどん登山者が登って来ます。ヘルメットを被っている人が多く、活火山であることを思い出しました。御嶽の噴火を思い出します。
 アイゼンを履いている人もいるのですが、私はどんどんヒールキックで下って行きます。下降に不慣れなのか苦労している方が多いようでした。「学生時代に雪山歩行の基礎をやっていてよかった」と思います。またピッケルを持っているのは私ぐらいなのですが、なんかピッケルを持つと安心感があるのですよね。

続々と登ってくる 人気コースのようだ

 それにしても新中の湯コースは残雪が豊富で焼岳への最短コースとあって、いいコースだなと思いました。人気コースなのもわかります。

下堀沢はまだ残雪でつながっている

 残雪は「広場」というところもまだ十分ありました。樹林帯の中をどんどん下り、車の音が聞こえてから長かったですが、登山口に到着します。車でここまで来れるのも人気の秘密ですね。ここからクネクネ道のアスファルトを50分で中の湯バス停まで。これが意外と疲れました(^ ^)

オオカメノキが咲いていた

 中の湯のバス停で10分ほど待つと13時33分のアルピコ路線バスが来て乗り込みます。あとはいつもの松本まで。松本では駅前のそばを食べてお土産の野沢菜を買って、特急「しなの」でビールで乾杯です(^ ^)。家には20時ごろに着きました。

 焼岳は「前夜発日帰り」で公共交通機関を使って登れるのがとても良いですね。そういえば往路「さわやか信州号」では上高地より中の湯バス停で下車する人が多かったような気がします。
 しかも新中の湯コースはこの時期に残雪がこれだけ残っているのは貴重だと思います。もちろんシーズンごとに状態は違うでしょうけど。車を利用すると駐車場から数時間で頂上に着くことができますもんね。


■北アルプス・上高地から焼岳、中の湯に下山 2017/5/28
上高地(6:00/10:10)焼岳(10:45/13:20)中の湯バス停

スマホ(YAMAP)の行動記録


焼岳小屋・小屋開け小屋締め (焼岳叢書)

焼岳小屋・小屋開け小屋締め (焼岳叢書)

  • 作者: 焼岳叢書制作委員会
  • 出版社/メーカー: 三月社
  • 発売日: 2014/06/13
  • メディア: 単行本



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