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老後のある1日を想像すると「寝て食べることしかなかった…」 [日常]

 老後の話題というと、まず年金など生活資金について、そして継続雇用として65歳まで同じ会社で働くのか、をまず最初に思い浮かべて来ました。それはそれで大事なのは確かですが、やっぱり仕事を失った時に生きがいをどこに求めるかもとても大事なようです。

 自分のことをあまり振り返らない性格ですので(^ ^)、老後の生活を具体的に考えたこともなかったのですが、衝撃を受けたのは65歳で正式にリタイアした後の一日を円グラフで表した時のことです。

 睡眠、朝食、昼食、夕食…それ以外はすべて空白です。これでは妻が嫌がるのは目に見えています。愕然としました。趣味の山に登る?しかし毎日は無理でしょう。

 これはイカン。

 ものの本曰く、①趣味は2つ以上持ち今から始める。②「定年後ゆっくりしてから何かを始める」は不可能。③リタイア後の地域デビューはできない。遅い。④趣味については65歳で初心者はだめ。その時に初心者では仲間の輪に入ることができない。⑤リタイア後の人生は現役時代に決まる。

 自分の強みとはなんだろう?得意なものはなんだったっけ?

 はたまた「幸福」とはなんなのか?
 ハーバード大学の心理学者、ロバート・ウォールディンガー氏のグループは75年間もの長い間、724人の人を追跡し、幸せとは何かということを聞き続けたということです。そうすると幸福を感じるのは、富や名声ではなく、良い人間関係を創造できた時に感じるようです。
 この研究はとても有名なようでNHK・Eテレの「スーパープレゼンテーション」でも取り上げられたそうです。

 とりあえず「この10年が大事なんだ」と思った次第です。で、何したらいい?オレ。


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岩と雪ベストセレクション1958-1995 この企画の実現に拍手したい [山の本、TVなどメディア関係]


『岩と雪』 Best Selection

『岩と雪』 Best Selection

  • 作者: 池田 常道
  • 出版社/メーカー: 山と渓谷社
  • 発売日: 2017/01/20
  • メディア: 単行本



 出版が去年発表されて以来、どんなものになるか興味津々でした。

 山と渓谷社が出版していた「岩と雪」は1958年に創刊。1995年の169巻を最後に休刊しました。本格的山岳雑誌を標榜しているだけあって海外の記録が豊富で、日本のクライミングシーンに与えた影響は大きかったと思います。なんといっても創刊の1958年は8,000m峰のうちガッシャーブルムI峰とダウラギリ、シシャパンマが未踏峰で、日本ではRCCIIが立ち上がった年でした。

 内容は池田常道さんが選んだ41編が収録されました。原本を複写したもので、多少読みづらいところもありますが、当時の熱気がそのまま伝わってくるかのようです。

 最初の頃は編集の方針もあって、評論が多いですね。本多勝一さんの「パイオニア・ワークとは何か」は京都大学探検部時代の学生だった頃の評論です。早熟ですよね、当時の学生は。

 上田哲農さんの文章は今の時代でも色褪せないクライマーへの深い洞察を感じさせます。柏瀬祐之さんの「アルピニズムは帰って来た」は何事にもとらわれない登山の創造性を説いていて私もかなり影響を受けました。

 また戸田直樹さんの文が多いです。ジョン・バーカーが表紙となった72号が決定的だったのでしょう。ヨセミテのフリー・クライミングを紹介、実践する記事がいかにその後の日本の登攀を変えたのか象徴するようです。

 リアルタイムで岩と雪を買って覚えているのは山野井泰史さんの「ビッグウォールが待っている」です。コズミック・デブリ(5.13a)のビレイヤーは平山裕示さんというビッグでフレッシュなペアでした。先日亡くなった吉田和正さんのインタビュー(164号)も収録されています。北山真さんの追悼コラムは短いですが、鳥肌が立ちました。

 あとがきのページで書いていましたが、日本の登攀は70〜80年代に大きな変革が起こり、それぞれに分野でおだやかな発展が続いている、というのは当たっているなあと思います。

 とても一度には読みきれません。いずれにしてもこの企画を実現させた山と渓谷社には敬意を払いたいと思います。素晴らしいです。現代のクライマーが過去の登山家たちから学んだり感じるところもあるでしょう。またそうあってほしいと思います。

 ちょっとずつ読んでいきたいと思っています。しかし、どれだけ売れるのだろうか…

【以下、目次より】
編集室(川崎隆章)
ヒマラヤ登山の動向と将来(山崎安治)
パイオニア・ワークとは何か(本多勝一)
スーパーアルピニズム試論(吉田二郎)
日本のアルピニズムの行方(上田晢農)
コラム1 行き詰まりを予感した時代
ヨーロッパアルプスの冬季登攀(小西政継)
パイオニア・ワーク雑感(江上康)
コラム2 日本人の海外登山
アルピニズム未来論(二宮洋太郎)
ヒマラヤ鉄の時代によせてーRCCII十年の回想(奥山章)
新たな困難を求めて(松本龍雄)
座談会 海外登山・現状と問題点(中島寛、原真、安間荘)
高さと困難が登山の目的なのか(岩崎元郎)
日本の岩登りは限界を迎えたのか(斎藤一男)
国内登攀における今後の課題(古川純一)
登攀における主体性の確率(青木寿)
山ー桃水と失墜(遠藤甲太)
アルピニズムは帰って来た(柏瀬祐之)
登山と「神話」(高田直樹)
誰も書かなかったヨセミテ(吉野正寿、林泰英)
コラム3 ヨセミテの風1 ビッグウォールへのあこがれ
100メートルの壁と1000メートルの壁(坂下直枝)
奥鐘山西壁フリー化の試みーその遊戯と論理(山本譲)
コラム4 歴史を動かした表紙写真
ジョン・バーカーの華麗なボルダリング(戸田直樹)
ヨセミテとコロラドの体験(戸田直樹)
日本人のヒマラヤ登山とその背景(本田靖春)
高所登山のルネッサンス(原真)
コラム5 ヨセミテの風2 教訓を生かす
クン西壁 7000メートルの岩壁登攀(近藤国彦)
コラム6 来日クライマーの横顔
日英交流岩登り 日本の岩場をめぐって(デニス・グレイ)
烏帽子奥壁大氷柱(勝野惇司、菊池敏之)
コラム7 フリークライミング定着の足跡
衝立岩フリー宣言(池田功)
飛翔 瑞牆山十一面岩左岩稜末端壁をめぐるモノローグ1(戸田直樹)
飛翔 瑞牆山十一面岩左岩稜末端壁をめぐるモノローグ2(戸田直樹)
飛翔 瑞牆山十一面岩左岩稜末端壁をめぐるモノローグ3(戸田直樹)
高峰登山 現代登山批判にかえて(和田城志)
ビッグ・ウォールが待っている(山野井泰史)
極限のソロ バフィン島「トール西壁」単独登攀(山野井泰史)
コラム8 山野井泰史という男
インタビュー 鈴木英貴
コラム9 フリークライミングの申し子 平山裕示
インタビュー 平山裕示
EL CAPITAN 垂直のクルーズ(保科雅則)
コラム10 All About 「岩と雪」
アルピニズム33年史(池田常道)
コラム11 アルピニズムの過去・現在・未来
インタビュー 吉田和正
コラム12 追悼 吉田和正
日本ボルダリング紀行 石の人 草野俊逹
コラム13 あの人が生きていたら

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金剛山モミジ谷 なかなか形の良い氷瀑でした [関西の沢と岩と雪]

 「最強寒波」が来ていて、北陸や山陰に大量の降雪のようです。本当は京都北山などに行きたかったのですが、一人でラッセルもなかなかしんどいので、お気軽な気持ちでこの冬のシーズン初めての金剛山に行くことにしました。

水越峠から歩き出す

 近鉄・富田林駅8:20発のバスに乗って水越峠へ。バス停から車道を登って峠へ。以前ダイトレの途中に寄ったのを思い出します。幅の広い林道には、子連れを含む大勢の人がいます。子供達はさっそく雪玉を作って遊んでいました。

 ダイトレへの道と分かれ直進すると「モミジ谷」の標識があり、いよいよ谷間に入って行きます。谷を右に左に渡渉しながらどんどん登って行きます。積雪は膝下くらい、30cmくらいはあるでしょうか。

ルートには所々補助ロープがあった

 危険なところには補助ロープがあって、いたせりつくせりです。今回は迷うところはありませんでしたが、枝谷がいくつもあってトレースがないと判断を迫られそうです。

氷瀑はなかなか立派なものです

 きれいなVの字の谷を進み、水の流れも少なくなってきたなあと思ったら突然目の前に。ついに現れた氷瀑です。第6堰堤と呼ばれているそうです。

氷瀑です

 なかなか形の良い氷瀑ですね。惜しむらくは背後の堰堤です。仕方ないでしょうね…
 滝上に出ると、広々としたところに出ます。また谷あいを進み、途中から左手の尾根に上がります。尾根は急登ですが、補助ロープがベタ張りで、遠慮なく使わせてもらいました。稜線上に上がり三叉路を右手に進むと転法輪寺の本堂横に出て来ました。

山頂には大勢の人がいました

 国見城跡にはめちゃくちゃ人がいました。中高年のグループが作るラーメンの良い匂いが漂い、ボーイスカウトの耐寒登山も。山ガールも多いです。中にはマウンテンバイクできている人も!
 私はとっとと千早本道を駆け下りて12時8分の河内長野行きの南海バスに乗って帰りました。

 こんなに雪が積もっている時期に登れてよかったです。昔は金剛山はほとんど登らなかったのですが、多くのコースがあって、夏は沢登り、冬は氷瀑巡りと多くの楽しみ方ができる「近くて良い山」です。アプローチが良いので半日で遊べるところも魅力ですよね。

■関連エントリ
金剛山の妙見谷 思ったよりイイ!
ダイトレ二日目 金剛山パート
金剛山・ツツジ尾谷 滝は凍ってなかった
金剛山は山ガールがいっぱい
金剛山に子供と登山

■金剛山モミジ谷 2017/2/12
水越峠(9:05/9:45)モミジ谷入り口(9:45/10:25)第6堰堤の氷瀑(10:30/11:00)転法輪寺(11:15/11:50)金剛山登山口バス停


金剛山 (ヤマケイ関西ブックス)

金剛山 (ヤマケイ関西ブックス)

  • 作者: 山と渓谷社
  • 出版社/メーカー: 山と溪谷社
  • 発売日: 2004/08
  • メディア: 単行本



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快晴の氷ノ山 初めて鳥取・若桜から登りました [関西の沢と岩と雪]

 土曜日は日本海側の方がお天気が良いと聞き、急きょ氷ノ山へ行くことにしました。これまで兵庫県側の東尾根や大段が平から登ったことがありますが、今回使ったのは鳥取県若桜町側からです。深夜の車で約3時間でわかさ氷ノ山スキー場に着いてしまいました。

わかさ氷ノ山スキー場のリフトで最上部まで

 リフトは8時に営業開始です。スキー場の「樹氷スノーピア」で登山届けを出します。

急登を終え、やっとなだらかに

 リフトトップでシールを装着して進みますが、最初は急登で難しかったです。私はビンディングが外れたりして、「山スキーは道具の整備が重要」と改めて思いました。上の写真は少しなだらかな尾根状になったところです。

時折青空が…天気が回復してきました。

 ガスの中、時折日差しが出てきて、幻想的な雰囲気です。ルートには山スキーの方が多いような気がしたのですが、進む速さはスノーシューの方がなんだかんだで早いような気がしました(^ ^)

どんどん青空が広がってきた

 どんどん青空が広がってきました。避難小屋のある三ノ丸方面へはなだらかな広い尾根を進みます。とっても楽しい気分です。ちなみに三ノ丸は鳥取側の名称で、兵庫側では二ノ丸と言うようです。何故なんでしょうね?

氷ノ山の山頂です

 三ノ丸付近からやっと氷ノ山山頂が見えました。こんな雄大な氷ノ山は初めて見ます。兵庫側からだと経験できないかもしれないですね。

氷ノ山の避難小屋です

 11時20分ごろに山頂に到着です。鉢伏のスキー場や大山も見えました。来たルートを振り返ると、本当になだらかな尾根が続いています。東尾根方面から登ってくる人もいて賑やかです。少し休んで11時40分ごろに出発。

三ノ丸方面を望む

 下山のルートは「わさび谷」です。三の丸の手前から適当に降りていきます。

わさび谷

 しかしやっぱりスキーって難しいですね。ほとんどターンを決められませんでした。

もうすぐスキー場だ

 最後は植林帯となり閉口しましたが、なんとかスキー場に。ほとんど登りと同じ時間をかけてだいぶパートナーさんに迷惑をかけました。私のスキー下手のせいです。m(_ _)m

 若桜ゆはら温泉ふれあいの湯で風呂に入り(mont-bellカードで半額の¥200だった)、帰路につきました。

 鳥取の若桜が良いのは1,190mまでリフトが伸びていることです。兵庫県側の東尾根で利用する氷ノ山国際スキー場は850mなので、体力のない私たちには大きな魅力です。「また行きたい」と言いたいところですが、その前にスキーの技術を上げないと、です。

■氷ノ山 2017/2/4
わかさ氷ノ山スキー場(8:40/10:00)三ノ丸(10:00/11:20)氷ノ山(11:40/12:25)下降点(12:40/14:20)スキー場にて下山届け





山スキー百山

山スキー百山

  • 作者: スキーアルピニズム研究会
  • 出版社/メーカー: 山と渓谷社
  • 発売日: 2015/11/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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