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NHK「山女日記」 内省的な登山が描かれていました [山の本、TVなどメディア関係]

 山のドラマは2時間ものから連続ものまで色々とありますが、今回の「山女日記」は(失礼ながら)想像していたよりよかったです。

 見た方もいらっしゃるでしょうが、第1回と第2回の妙高山・火打山篇では、街の厄介ごとをそのまま山に持ち込んでいる女性が出て来ます。「山の典型的なトラブル登山家」に主人公の女性ガイドが振り回されているという感じで話が進んだので、最初は(ちょっとなあ)と思いました。

 その後、唐松岳には主人公の元同僚との登山、白馬岳には文明の利器嫌いのオールドクライマーや家庭にトラブルを持っている高齢者などが出て来ます。それぞれの人生を背負ってガイド登山に参加してくるのです。それに主人公の人生も投影されて来て、複層的な展開を見せます。

 原作は湊かなえさんです。ミステリー作家のイメージが強かったのですが、湊さんはとても登山好きなのですね。知りませんでした。脚本は吉川次郎さん。窪田ミナさんの音楽も染み入る感じがしてよかったです。
 登山指導は降籏義道さんです。公式HPに降籏さんのブログが公開されていて、撮影の裏話を知ることができます。白馬大雪渓の雪解けは相当だったようですね。

 それにしても、このドラマはオールロケですよね。すごいと思います。ドローンが何度も効果的に使われていました。
 天候の判断はもちろん俳優さんの山でのお世話や撮影機材を持ち上がったりと、ロケは大変だったと思います。さすがNHK、お金かかっています。

 ドラマの登場人物は皆、何らかの悩みを抱えて登山しています。どこか内省的なところは実際の登山者と通じるところがあると思っています。登山はすごく内省的な行為です。そして一生懸命登っていると、「いろんな悩み事なんて些細なことだな」と思えてくるんですよね。

 冒頭の決まり文句が「うんうん、そうそう」という感じ。

山を登る。それはどこの石に足を置くか、ひと足ひと足、果てしなく探すこと。まるで人生のようです。山に登って見ませんか。もしかしたらあなたの探し物もそこに…


 いろんなことを感じさせてくれる「山ドラマ」でした。

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RW

2016年もいよいよ暮れようとしていますね。今年はお付き合いして頂きありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
(PS)今日はジョージマイケルの訃報・・、今年はキースエマーソンやグレッグレイクも・・。来年も沢山の訃報に接することがなければいいのですが皆さん後期高齢者ですから致し方ありませんね。最後に名プロデューサ「ジョージマーチン」の死、彼を追悼し、今年最後の洋楽記事は。ビートルズ「エリナーリグビー」で締めくくりました。2016年はビートルズにとって特筆的な年でした。来日50周年、リボルバー50周年、LIVEドキュメンタリー映画公開など特筆的な年でした。

by RW (2016-12-26 22:22) 

かばたん

RWさん、こちらこそありがとうございました。ブログを通じて親しくしていただいて不思議な縁を感じています。
エリナーリグビー訪問させていただきます!
by かばたん (2016-12-26 23:39) 

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