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クリーンクライミングの再提唱…「岩場に金具」報道で考えてみた [山の本、TVなどメディア関係]

 岩登りをする側から見れば「岩があったなら登りたい!」その気持ちはわかります…

 いろんなところで「岩場に金具」報道がなされています。あ〜やってしまったーという第1印象。しかしもっといっぱいあるのでは、とも思います。

 日本フリークライミング協会としても、ホームページ上で調査や見解を発表するなど、対応に追われているようです。

 大騒ぎになるのは、それだけクライミングが認知された結果と思いますが、せっかく東京五輪でクライミングが種目に選ばれようというときだけに「冷や水」だったのは間違いありません。

 JFAとしては、安全のためリボルト事業を推進していて、それが仇となった岩場もあるだけに、今回の指摘をどう解決していくかは非常に難しいと思います。

 現在進行形で信仰の対象となっているようであれば、そこにルートを作るのはさすがに無理でしょう。南紀・那智の滝で大騒ぎとなったように、社会から猛反発を食らいますし、地権者はもちろん地元の人をないがしろにして岩場を開拓するのはそもそも不可能だと思います。

 天然記念物だと、今回のようにボルトやハーケンなど(報道で言うところの)「金具」を打つと「文化財保護法違反」の疑いが出てくるのでしょう。登る行為自体はどうなのでしょう?法的に許されるのでしょうか?倫理的にはやはり無理でしょうか?

 私などは岩登り歴が30年以上になるにも関わらず低レベルなクライミングに終始しているためか、天然記念物を登った経験はありませんが、ゲレンデ及び本チャンの支点はほとんど残置ハーケンと残置ボルトを利用して登ってきました。(自慢になりません。逆に危ないです)

 今回の「岩場に金具」の根本的解決ではないと思うのですが、ボルトを少しでも減らすため思う事はナッツやカム・ディバイスを利用した「クリーンクライミング」をクライミング界全体で推奨するのはどうでしょうか?

 価値観の押し付けではなく、クリーンクライミング賞を作るなど、グレードだけではない価値観にスポットを当てれば、今の若者の価値観と合うような気がするのですが。

 時計の針を戻すことはできませんが、ロイヤル・ロビンズのインタビューを「ビヨンド・リスク」で読んでいると、ついそんな気がしました。
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コメント 2

RW

ネットが普及していない一昔、マスコミがこんな話題で過剰反応しなかったと思います。決してほめられる行動ではないですが、ちょっと騒ぎ過ぎの感もあるようま・・。中国人の世界遺産落書きに比べれば、岩登りのハーケンは許してあげてもいいようなと思っているRWです。
(PS)ビートルズ来日50年を記念して、懐かしのグループサウンズ特集を公開いたしました~

by RW (2016-07-05 22:52) 

かばたん

コンプライアンス社会なので、この流れは変えられないでしょうね。クライミングのルートは今のクライマーだけのものではなく、未来のクライマーのものてもあると考えるべしかなと思います。今はボルトを打ってロープで登っていても、将来はフリーソロで登る人が現れるかもしれませんものね。
by かばたん (2016-07-08 12:10) 

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