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霧氷バスで三峰山 地元の人の「おもてなし」に和みました [関西の沢と岩と雪]

 車に冬用のタイヤをつけていないので、公共交通機関を使って山に行けるところをということで、奈良交通の霧氷バスに乗って三峰山へ行くことにしました。
 榛原からすごく乗り心地の良い観光バスに乗ってみつえ青少年旅行村へ(往復¥2,700)。
 準備してすぐに登尾ルートへ。展望小屋やお地蔵さん、山小屋を経て頂上を目指します。全般的によく踏み固められています。みなさん軽アイゼンをつけていますが、ツボ足でそのまま登りました。三畝峠あたりから霧氷をみることができました。

三峰山までもう少し

 昨日は全くダメだったとのこと。1日で変わるものなんですね。霧氷はもっと大きくなるようで、これくらいは可愛いもののようです(^ ^)

霧氷

 写真を撮ったりしているのですが、やはり稜線上だけあって風が吹いて寒いです。アウターを身につけます。御嶽山のビューポイントでは、やっぱり見えませんでした〜。

三峰山の頂上

 頂上は人で賑わっています。近くではテントを張りだすパーティーもいました。宴会が始まるのでしょうか(^ ^)

宇陀の山々

 御杖村をはさんで倶留尊山と大洞山が対峙しています。宇陀の山々はどれも特徴的ですね。

八丁平

 頂上から八丁平へ。台高の山々が雄大です。風もなかったので、多くの人が昼食を食べたり、ヒップソリに挑戦したりとおもいおもいに楽しんでいました。

青空が見えて来た

 やっと青空が見えてきました。

御杖村の霧氷まつり

 新道ルートは尾根が広くて広葉樹が明るい快適なルートです。新道峠をまっすぐ行くと高見山へ至るのですね。縦走するのもいいかもしれませんね。新道峠を右に折れ急坂を下り、林道をてくてく歩くとやがてみつえ青少年旅行村です。
 地元の人々が特産品を販売しています。「せっかく電車とバスで来たのだから」と熱燗を頼みました。大根の漬物と鹿ハム、柿を買いました。鹿は「村の人口よりも多く」、駆除しないとシャレにならないそうです。普段はあまり土産物を買わない方なのですが、バスの時間までゆっくりしているとついつい買い込んでしまいました。きっと地元の人とのふれあいが楽しかったせいですね。
 15時のバスに乗って帰路につきました。
 以前三峰山に来た時には雪が全然なくて消化不良でしたが、今回は満喫しました。特に新道ルートは尾根も広くて広葉樹の森が明るくてとても良かったです。おすすめですよ。

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■奈良・三峰山 2018/1/14
みつえ青少年旅行村(9:10/11:05)三峰山(11:10/12:10)新道峠(11:10/13:05)みつえ青少年旅行村

■関連エントリ
関西で公共交通機関を使って日がえりの雪山が楽しめるのは?




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大学山岳部のブログから 2017無積雪期 [大学山岳部のブログから]

 大学山岳部を勝手に応援している「大学山岳部のブログから」です。すっかり遅くなりましたが、2017年の無積雪期の記録です。
 この無積雪期は真砂沢での夏合宿がいくつか復活しているようです。栃木県高校山岳部の那須岳の遭難報告書で指摘された「恒例の合宿山行はマンネリズムに陥り、慣れを生む可能性がある」ことを考えると、毎年違う場所で合宿することは、想像以上に大事かもしれません。
 合宿後は各大学が全国に散らばって縦走などに活動を移すのですが、今年多かったのは、後立山から親不知までのコースです。最後に日本海に出るシチュエーションが人気の秘密何でしょうね。昔の知床半島縦断のようなものかと。
 そしてこのシーズンは海外での活動をした大学がありました。

■早稲田大学はネパール・ラジョダダに初登頂
 萩原鼓十郎隊長ら計3人が2017年10月17日17時30分ラジョダダ(6,426m)に初登頂。20代のOBと現役1人の計3人のパーティー。ラジョダダは3年前にネパール政府が解禁した104座のうちの一つ。情報は皆無で、公開された緯度と経度を地図上に落とし込み、この未踏峰を特定したとのこと。萩原隊長は朝日新聞のインタビューで「1年以上準備を続けていた。登頂の瞬間は残り数歩で登ってしまうんだなと少し寂しい気持ちと、人生で二度と来ない初めての未踏峰の2つ喜びを噛み締めていた」とのこと。
 写真を見ていますとても格好の良い未踏峰です。登山自体もすごいのですが、未踏峰を探す楽しみと苦労が羨ましく思います。



■同志社大学はネパールの内政混乱で、ラマ峰の許可下りず
 同志社大学山岳部は極西ネパールのラマ峰を目指しましたが、ネパールの選挙がいつ終わるかわからない(!)などの理由で、許可が下りませんでした。スーツ姿で英語での許可申請のやりとりなど苦労したようですが、山を登ること以外に学んだことは多そうです。
 その代わり、ラマ峰の偵察をして、Schwarze Wand Spitze峰の北壁ルート初登攀に成功したそうです。このルートは写真を見るとわかりますが、なかなか攻撃的なラインだと思います。すごいですね。

 それと協賛企業の応援を取り付け、それをインターネットできちんと紹介しています。早稲田はGoProのロゴを入れた動画。同志社はfinetrackのウェア、イワタニ・プリムスのガス・ヘッドと縦爪アイゼン、マジックマウンテンのロープ、アライテントのテントとザック、サタケの食料、Axeのサングラス。社会と関係を持ちながら登山することはとても大事だと思います。同志社のfinetrackの特別ページは読んでいてとても応援したくなる内容でした。今回は登れませんでしたが、いつか後輩たちがその意志を引き継いでくれることでしょう。

 それにしても伝統校が、古さを感じさせずに海外登山を実践していることに感心してしまいます。海外登山が終着点でないところが本当に素晴らしいと思います。
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比良・武奈ヶ岳 のんびり登山のはずが…大雪でした(^_^)ゞ [関西の沢と岩と雪]

 「冬山はどこに行く?」いつものパートナーさんと相談したところ、お互いに車が使えないことがわかりました。
 1泊2日の日程で電車でとなると限られて来ます。幸いなことに今年は積雪が多いようです。「近場でも意外と楽しめるかも」というわけで、「比良の武奈ヶ岳にテント泊でのんびり登山でもしよう」と計画が決まりました。

 JR比良で用意していると、タクシーが通りかかったのでイン谷口まで乗車しました(¥1,250)。前々日から前日にかけて冬型の気圧配置がきまり山の上では雪が降ったそうです。駐車場には車が1台だけで、登山者は少なそうです。

大山口も雪がいっぱいです

 大山口からダケ道を登ります。トレースはかすかなツボ足だけです。カモシカ台からは、それぞれ単独の男性3人と相前後しながら進みました。
 積雪はどんどん増し、ワカンを装着します。みなさん「ここで引き返します」となり、気がつくと私たち2人だけのラッセルとなりました。いつもラッセルを避けてきた私たちのパーティーでは珍しいことです(^ ^)

ダケ道をラッセル。もうすぐ北比良峠

 しばらくすると「正面谷から武奈ヶ岳を登って、八雲ヶ原から降りて来た」という男性と出会います。男性は「やっとトレースを辿れる」とホッとしてました。なんでもツボ足で股まで、ワカンなら膝上くらいとのこと。

北比良峠

 北比良峠に着いたのは13時半ごろです。そこから20分ほど八雲ヶ原方面に降ったところ樹林の中で、テントを張りました。晩御飯はウインナーや餃子を焼いて、らーめんスープを利用したお鍋です。普段はジフィーズで済ますことの多い面倒臭がり屋の私たちですが、体が温まりました。やっぱりいいもんですね。

夜明けの八雲ヶ原

 翌日は6時45分に出発です。ヘッドランプをつけて出発し、八雲ヶ原を通ってイブルギのコバへのトレースを辿ります。今朝のものと思われるトレースなのですが、ルート・ファインディングは正確でスピードも早いのに、股まではまっているツボ足。一体どんな人なんでしょう。

コヤマノ岳との鞍部からの登り

 私はワカンで、パートナーさんはスノーシューです。スノーシューは①ワカンやツボ足のトレースをほとんど利用できない②段差など細かい足使いが苦手③蹴り込みが苦手④持ち運びが難しそう⑤下りで引っ掛けて前方に倒れることがあるようです。きっとルートどりから違うのでしょうね。沈み込みは確かにスノーシューの方が少なかったです。

もうすぐ西南稜、後ろに蓬莱山

 コヤマノ岳での鞍部に9時ごろとなり、頂上のタイムリミットを10時に引き伸ばしました。どんどん高度を上げていきます。森林限界を越えると蓬莱山のびわ湖バレイが見えて来ました。

真っ白い武奈ヶ岳西南稜

 真っ白い西南稜に合流し頂上に到着したのは9時半でした。風はそれほど強くありません。北比良峠の向こうに琵琶湖がキラキラと光っています。京都北山も結構雪がついていそうです。テルモスのミルクティー(Blendy Stickの紅茶オレは甘くて美味しかった)を飲んで、すぐに元来た道を下山しました。
 途中どんどん下から上がってくる人がいて、行くときには頼りなかったトレースが高速道路みたいに立派な道となっていました。

北比良峠に戻って来ました。バックに武奈ヶ岳

 私たちにとっては思いもかけずにハードな雪山山行となりました。年末にこんなに雪が積もった比良山は初めてです。遠くに行かずとも近場で楽しめるもんですね。

 イン谷口でタクシーを呼んで「天然温泉比良とぴあ」に行ったら12月30日〜1月1日まで休みとのこと。ショックを受けJR湖西線に乗り込みましたが、代わりに京都でビールを飲んで乾杯しました(^ ^)

 今年1年ありがとうございました。年々体力と気力が衰えているのを感じますが、安全第一で登山の実行と思考を重ねたいと思います。来年もよろしくお願いします。皆様にとってより良い一年となりますように。

■比良・武奈ヶ岳 2017/12/29-30
12/29 イン谷口(9:10/13:35)八雲ヶ原手前の樹林帯でT.S
12/30 T.S(6:45/9:30)武奈ヶ岳(9:30/13:25)イン谷口

■関連エントリ
関西で公共交通機関を使って日帰りの雪山が楽しめるのは


雪山を愉しむ: 関西からの日帰り雪山登山

雪山を愉しむ: 関西からの日帰り雪山登山

  • 作者: 草川 啓三
  • 出版社/メーカー: ナカニシヤ出版
  • 発売日: 2016/12/17
  • メディア: 単行本







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生駒のミニ四国霊場八十八ヶ所巡り 辻子谷から摂河泉展望コースへ  [大阪発家族でアウトドア]

 最近ハイキングづいています。山ばかり登ってきた私ですが、ハイキングコースに導かれると、「こんなところにこんなものが」とか発見が毎回あって楽しくなってきました。寄り道の楽しさみたいなものです。
 今回は生駒の大阪側のハイキングです。家の用事を済ませると、午後からの出発となりました。

石切神社

 新石切駅で降りて石切神社に来てみると、御百度参りの人がたくさん居ます。石切神社は「でんぼの神さん」として知られていますが、リアルな人をみるのは初めてです。

 さて、石切駅へ向かって参道を登ります。

石切神社の参道

 たぶん新石切駅ができるまではもっと賑わっていたのではないでしょうか。それでも漬物屋やおこわなどの食料品店、それに占いのお店が並んでいます。
 近鉄奈良線の下を通って、坂を登り続けるといよいよ辻子谷(ずしだに)コースが始まります。

ミニ四国霊場八十八

 この辻子谷、たくさんの石仏があります。なんでも明治時代に据えられたもののようです。四国霊場八十八ヶ所巡りが身近な場所でできるように、八十八仏あったのだそうです。兵庫県の甲山にも同じようなミニ八十八ヶ所巡りがあるとの新聞記事を読んだことがあります。忙しくて時間がない人にはとてもありがたいことだったのでしょうね。
 「これは便利」と、二男の大学合格と家族の健康を出会う石仏に祈ることにしました(^ ^)

辻子水車郷

 生駒の水車は確か子供のころに父親に連れられて見た覚えがあります。今は復元された水車がぐるぐると回っています。隣には漢方薬の工場があって、往時が偲ばれます。

興法寺

 やがて興法寺へ。石垣がいい雰囲気を出しています。古刹ですね。その後は大阪府の生駒縦走路に合流して、さらに摂河泉展望コースを降ります。どんどん日が落ちて来ました。「まさか日が暮れることはないだろう」と思いながらもヘッドランプを持ってこなかったことが頭をよぎります。

額田の中展望台からの眺め

 近鉄の額田駅には17時前に到着。日暮れギリギリでした。反省です。

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2017/12/23
新石切駅(14:00/17:00)額田駅
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うっすら雪が積もった金剛山 奈良・高天彦神社から [大阪発家族でアウトドア]

 今年は雪の降るのが早いですね。関西ではいつもはスキー場の雪不足が当たり前になっているのですが、今年は自然雪でオープンしたところもあるそうです。国内で17年ぶりに新設されたスキー場(兵庫・神河町の峰山高原リゾート)もあるそうで、頑張って欲しいなと思います。

 さて最近ハイキングで体力維持を心がけているのですが、雪が積もっていると聞いて、居ても立ってもいられずに金剛山へ行くことにしました。アプローチはいつもの大阪側からではなく奈良の御所・高天彦神社です。京奈和自動車道の御所南ICで下りると下道は少しの間で、すご〜く楽でした。

 駐車場では風が冷たく「大丈夫かな」と不安になりましたが、植林の中に入ると静かで、東を向いているぶん日差しもあたり大阪側より明るい気がしました。「郵便道」と呼ばれる道を黙々と歩きます。標高900mをすぎると雪が出てきました。

金剛山の郵便道 900mをすぎると雪が出てきた

 やがてダイトレの道に合流ししばらくすると、馴染みのある一の鳥居につきました。

金剛山 一の鳥居 雪山

 葛木神社によっていつもの広場へ。

金剛山の広場 いつもより人が少ないような…

 人の賑わいはイマイチでしたが、ちょうど午前10時ということもあり、私も一緒にライブカメラに収まりました(^ ^)。テレビで取り上げられたこともあり、このライブカメラに映る人が増えたのではないでしょうか。(画像はコピーさせていただきました。不都合あればおしらせください)

171217金剛山ライブカメラ.jpg

 それからはひたすらきた道を降りました。最近、葛城山で熊が出たという話があるので、木々が風でしなって音を出すと、ビクッとしてしまいます。

奈良青垣の山々

 1時間と少しで山頂から駐車場につきました。もう少し雪があったら言うことなしでした。でも12月の中旬でこれだけあれば上等ですよね。

高天彦神社(8:20/10:00)金剛山山頂広場(10:05/11:10)駐車場

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奈良・榛原から鳥見山を経て長谷寺へ [大阪発家族でアウトドア]

 このところ奈良のハイキングが続いていますが、今回も近鉄大阪線に乗って榛原へ。この辺りはあまり知らないのですが、ネットの記事を見ていますと「額井岳」への登山者が多いようですね。私は今回も近鉄電車の「てくてくまっぷ」を頼りに「鳥見山」を目指すことにします。
 駅を降りてしばらくは、住宅街を進みます。そのうちに山道へと入ります。春日宮天皇妃稜に寄ったりしながら鳥見山公園に到着。ここにはトイレもあリます。展望台に上がりますと、素晴らしい眺めでした。下の写真は葛城・金剛山方面。

PC031590.jpg

 下の写真はちょうど1年前に登った、音羽山〜熊ケ岳方面です。

鳥見山公園展望台より音羽山と熊ケ岳方面

 下の写真は逆光でわかりにくいですが、大峰、台高方面です。

鳥見山公園展望台から大峰・台高方面

 そこから鳥見山を目指します。割と急な登りがあって大変です。

鳥見山山頂

 一旦道を戻り、長谷寺方面の標識に導かれて、植林地の山道をひたすら進むとパッと景色が広がります。ダムの右岸につけられた道を行きます。

初瀬ダム

 さあ、そのあとは楽しみにしていた長谷寺です。西国三十三所観音霊場第八番で、「花の寺」でも親しまれているのですが、どうもこれまで行った覚えがないのです。

長谷寺
 
長谷寺の登廊

長谷寺本堂

長谷寺本堂の廊下から

紅葉の名残です

 残念ながら紅葉は見頃をすぎてしまったようですが、立派なお寺でした。さすがです。寄り道ぐらいでは勿体無いですね。
 駅までの参道で「草もち」を買って食べました。疲れた体に甘い餡が美味しかったです。

榛原駅(9:50/11:15)鳥見山(11:15/13:00)初瀬ダム(13:00/13:20)長谷寺(13:50/14:15)長谷寺駅

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奈良・大国見山 天理教パワーに圧倒されました [大阪発家族でアウトドア]

 近鉄天理駅を降りると、日曜日の朝早くなのに「ザッ、ザッ」という音がするように、同じ方向を向かう人の波ができています。商店街は神具やお土産の店がすでに臨戦態勢です。屋台も出ています。どうやらこの日は月に一度の祭典だったようです。

天理教教会本部

 噂には聞いていましたが、本当に街全体が宗教で支えられているのですね。宗教名が自治体の名前になっているのは全国でここだけでしたっけ。すごいものですね。
 さて天理教をすぎて石上神宮(いそのかみじんぐう)に到着しました。HPによると日本最古の神社の一つとのこと。

石上神宮

 なぜか鶏が「コッコ」と元気よく境内を歩き回っています(^ ^)

石上神宮では鶏が放し飼いされていた

 境内の奥に進んで石畳の道をすぎると一旦道路に出て、今度は細い道へ入ると、万葉集の「布留の高橋」を通り過ぎます。道路を進んで案内板に導かれて桃尾の滝へ。駐車場もありました。

桃尾の滝

 桃尾の滝は高さが23mあり、大和高原で最大とのこと。不動明王が祀られています。ろうそくが灯され、きちんと手入れされています。

桃尾の滝

 急坂を登ると今度は大親寺というお寺です。この辺りは竜福寺というお寺があったそうです。16もの僧坊がある規模の大きいものだったそうですが、明治時代に廃されたそうです。

大親寺

 急な登りを終え、分岐を大国見山にとります。岩がゴロゴロしてきました。天理教の読経(?)がまた聞こえ出しました。

石がゴロゴロしている

 たしか「クライミング・ジャーナル」でこのボルダー群が特集されていたような気がするのですが…

大国見山

 2時間で山頂です。生駒山が遠くに見え、大和盆地を見下ろします。とても良い眺めです。

大国見山 山頂

 分岐まで戻り、岩屋町方面にとります。名阪国道の下をくぐったり、沿って歩いて天理市街に戻りました。屋台の天理ラーメンを食べたかったのですが、夕方以降と知ってがっかり。それでもいいリハビリになりました。ハイキングでもだんだん歩く自信が出てきました。

■奈良・大国見山ハイキング 2017/11/26
天理駅(9:30/11:30)大国見山(11:40/13:30)天理駅
コースは近鉄の「てくてくまっぷ」を参考にしました。

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「高取城跡」の紅葉 さすがの日本三大山城でした [大阪発家族でアウトドア]

 週末に天気が崩れることが多く、体調がしばらくすぐれなかったのでリハビリを兼ねて、奈良県は高取城跡の紅葉を見に行くことにしました。
 壺阪寺の駐車場に車を停め(500円)、ハイキング道の階段を登ります。車道から杉林に囲まれた山道を登ると、20分ほどで阿羅漢というところにつきました。

高取城 阿羅漢 五百羅漢

 石に小さな仏像が刻まれています。左手の山道を行くとこういうのがたくさんありました。
 元の道に戻ると、やがて車道と合流しました。案内板があります。ここまで車を入れている人がいるようです。簡易トイレもありました。

高取城 

 さらに進むと、やがて背丈ほどの石垣が出てきました。いよいよかと期待が高まります。そして壺阪口門をへて大きな石垣が現れました。期待以上の大きさです。

高取城跡 山城

 いや〜壮観です!紅葉もきれいですね。

高取城跡 山城 紅葉

 それからは写真をパチパチ夢中で撮りました。

高取城跡 山城 紅葉

 本丸です。本当に紅葉が見頃です。こんな山上にお城があったなんて、ちょっと神秘的で夢物語のような感じがします。

高取城跡 山城 紅葉

 カメラを持った人がたくさんいました。高取城は日本三大山城のうちの一つに数えられます。高取町観光協会のホームページによると「比高が最も高く、その壮大な規模からも」日本一の山城だとしています。
 ちなみにあとの2つは岐阜県恵那市の美濃岩村城、岡山県高梁市の備中松山城だそうです。行きたくなりますね。

高取城跡 山城 紅葉 本丸

 さらに左手の道を進むと、おそらく一番の紅葉が現れました。

高取城跡 山城 紅葉 本丸

 一番てっぺんです。みなさんお弁当を広げていました。

高取城跡 山城 紅葉 本丸

 思いつきで行ったのですが、紅葉がとてもよかったです。みなさんよく知っていますね〜

2017/11/19
壷坂寺駐車場(11:35/12:30)高取城跡(13:00/13:45)壷坂寺駐車場




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K2登頂からシリア内戦の撮影へ 女性写真家の小松由佳さん [山の本、TVなどメディア関係]

 日本テレビ系列の「NNNドキュメント」の9月24日放送分は小松由佳さんという女性フォトグラファーに密着していました(「サーメル 子連れ写真家とシリア難民」)。

 小松さんはシリア人の夫の間にもうけた「サーメル」という乳飲み子の男の子を抱っこしながら、シリア難民を取材するため、ヨルダンを訪れます。「サーメル」とは暗闇の中の光という意味があるそうです。

 なかなか心を開かないシリア難民たち。小松さんは無理にシャッターを押そうとはしません。何度も足を運んで、相手が心を開くのを待ってようやくカメラにおさめるのです。サーメル君の存在が大きいようです。サーメル君が取材相手との距離感を縮めてくれるのです。

 さて小松由佳さんですが、なんと世界第2の高峰「K2」のサミッターだったということでした。そういえばということで過去の記録を調べてみますとROCK & SNOW 033号(2006)のクロニクルに当時の記録がありました。

 小松さんはOGとして2006年の東海大学K2登山隊に参加。隊は南南東リブから南東稜に合流し、7,900mにC3建設。8/1午前2時半に小松さん(23)と青木達也さん(21)がアタックし16時50分に登頂します。帰途酸素が切れたため8,200mでビバーク(!)したものの3日にはBCに戻ることができたそうです。当時の記録としてK2の女性登頂は8人目。日本女性としては初めて。南南東リブから女性が登頂したのも初。青木さんは最年少登頂記録を更新しました。

 すごいですね、K2に登るなんて。しかも8,200mでビバークするなんて。
 しかし小松さんは登山家としてではなく写真家としての道を選びました。番組の中で小松さんは「登ることよりそこに住む人々に魅せられていった」とのことでした。

 頭に大きな傷を負いながらも、故郷のことを思うシリア男性が番組でとりあげられていました。傷にクローズアップせず帽子をかぶった男性のフルショットを撮影する小松さん。

 どうか無事に取材活動を続けられますように。小松さんの挑戦が続けられますように。小松さんとサーメル君母子が元気でいてくれますように。

 そしてシリアの人々にいつか平和が訪れますように…




K2 苦難の道程(みちのり)―東海大学 K2登山隊登頂成功までの軌跡

K2 苦難の道程(みちのり)―東海大学 K2登山隊登頂成功までの軌跡

  • 作者: 出利葉 義次
  • 出版社/メーカー: 東海大学出版会
  • 発売日: 2008/07/01
  • メディア: 単行本



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「考える登山者」の育成を…那須の雪崩遭難事故報告書で思うこと [クライミングを復活させたい]

 栃木県の那須岳で今年3月雪崩が発生し、「春山」講習会に参加していた高校生と顧問の合わせて8人が亡くなられました。この事故についてはこのブログにも以前に掲載したことがあります。

 事故の原因を発生直後から栃木県教育委員会の第三者による検証委員会(国立登山研修所の専門調査委員3人を含む)が調査を進め、10月15日に報告書をまとめ発表しました。

 報告書では、学校登山であることから「安全」が第一であり、事故を教師の個人義務に矮小化せず、教育的安全配慮義務として、学校組織体としての組織義務として捉えています。
 事故の原因は複合的で、読み解くのも難しかったのですが、主だった点を以下に列記してみました。

▼根源的かつ最大の要因は主催者である県高体連登山専門部の「計画全体のマネジメント及び危機管理意識の欠如」
・スポーツ庁は高校生の登山は通常12月から2月の冬山登山を原則禁止としている。今回「春山」「講習会」として登山しているが、これは「冬山状態」であることを講師等が直視する目を鈍らせ、事故の遠因となったこと。
・講習会全体の責任体制が整備されていなかった。
・降雪による計画変更についても十分な検討がされなかったこと。過去の雪崩の事例が共有されないままだった。
・班構成における生徒と講師の所属が一致せず、講師が統率力を発揮できなかった。特に一番先頭のグループは、生徒が「もっと登りたい」旨の意向に教師が引きずられた格好だったこと。
・講習会本部は常に無線を携帯せず、また寒さによる携帯電話や無線機のバッテリー切れがあったこと。調査委は発生直後の本部について「役割と機能が全く果たされておらず」「安全への配慮が著しく希薄」であったと厳しく指摘しています。
・保護者等の連絡先一覧が作成されておらず、連絡体制も未整備だったこと。
・ビーコンやプローブを装備せず、シャベルも常に携行していなかったこと。

▼県教育委員会等による「チェックや支援体制の未整備」
・登山計画審査会の審査対象になっておらず、県教委によるチェックはなかった。

▼講師等の雪崩の危険に関する理解不足「個人の資質」
・新雪が積もったばかりであったこと。
・7年前の雪崩事故など過去のヒヤリハット事例が共有されていなかったこと。また気象の情報収集が不十分であり、講師等の雪崩に関する理解が不足していたこと。
・背景として教員の多忙や生徒の減少により、登山部顧問の成り手が少なくなり、顧問の経験が継承されていないこと。

▼背景的な要因として「正常化の偏見とマンネリズム」
・春山講習会は伝統的行事であり、マンネリズムによる陥って「慣れ」があった。

 最後の「マンネリズム」は、実はありそうなことだなと思います。「定例合宿」などは危険が迫っているにも関わらず、「毎年やっていることだから」と判断が鈍る経験は誰しもあるのではないでしょうか。

 報告書には提言も含め、コンプライアンス的な見地から多くのことが書かれていて、全てをやるとなると大変な作業になるでしょう。尊い命が犠牲になっているのですから当然といえば当然ですが、正直なところ「そこまでできるのかなあ」と思ってしまいます。

 また学校登山で生徒に何を学んで欲しいかが、あまり書かれていないなと思いました。実は報告書(本文)の中で、一番頷いたのは次の一節でした。

安全な登山を実施するという観点からも、雪山の危険性を学ぶ必要性は大きい。危険性を強調するあまり冬山登山を全面的に禁止してしまうと、安全な登山に関する技術を習得する場が失われることにつながり、かえって危険性が増すことになりかねない。高校生の冬山登山については、原則的には禁止としつつ、教育上の観点から例外的に実施する場合は、地域差なども考慮して、各都道府県単位で安全性確保のためのガイドラインを策定する等事故を未然に防止するための手段を講じるべきであろう。

 
 次世代の登山者を育てる意味で、冬山(雪山)登山の必要性を指摘しているのです。

 春山講習会もラッセル訓練も、大きな雪崩が起きない樹林帯の低山でもできるのでないか、と私は思います。雪の上でテントを張って、自分たちで気象を検討して、晴れればラッセルして頂上を目指す。登れれば楽しい思い出ができます。登れなければ「なぜ登れなかったのか」を考えます。体力の問題なのか、技術が不足していたのか、装備の問題なのか、天候判断の問題なのか、パーティシップの問題なのか、そもそも計画に問題があったのかなど考えるのです。

 時間はかかりますが「考える登山者」の育成こそが、学校登山の目的ではないかと思うのです。


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